メガネを「生きた目の機能の一部」と考える光学堂では、フィッテイング(掛け具合の調整)に少し時間をかけます。なぜならフィッティングは、メガネの仕上がりを大きく左右する大事な工程だからです。
メガネはオーダーメイドの製品なので、店頭においてあるフレームの状態でお渡しすることはまずありません。お一人おひとりの顔に合わせて調整することによって、長時間使用しても疲れることなく、自然な掛け心地を実現できるのです。
フィッテイングの目的は2つあり、1つは、レンズの性能を最大限に引き出すため、光学的に正しい位置にメガネを合わせること、2つめはメガネを頭部形状にぴったりフィットさせ固定すること。光学堂の社員は、入社直後からそれらの理論と技術について学び、練習を繰り返し店長の許可がでた後、お客様のメガネのフィッテイングができます。
検眼機や加工機の機械技術が躍進する昨今、フィッテイングは今でも一から人の手でおこなっていきますので、どうしても時間がかかってしまうのです。